介護部門の従業員全体のスキルアップと施設間の従業員同士の交流、
コミュニケーション促進のため介護事業部全職員を対象として開催していた
「接遇・マナー研修」全日程が終了しました。
介護職員のみならず、看護師やデイサービスの厨房職員、運転手、
居宅のケアマネージャーも全員対象で9月・10月・11月の3カ月にわたり
のべ6日間12回行ない、会場はイズミ本部大会議室と北名古屋市総合体育館の会議室で
最後の第11・12回目は会場の都合で、株式会社アルフレッサ様にご協力頂き
会議室をお借りして実施しました。
全12回の研修を通して、介護事業部全員で取り組んだ講義内容は下記の通りです。
1) テキストでの講義 (トピック)
・「相互理解にもとづいて、皆さんの職場でのこれからの接遇・マナーのヒントを見つけよう」
・「これまで」ではなく「これからの」「みなさんの」を現役ケアマネジャーと一緒に考えましょう。
・介護の基本姿勢「あたたかさ」「笑顔」「思いやり」
・「ルール」「マナー」「モラル」の違い
・内省(リフレクション)、感情労働、非言語コミュニケーション
・「高齢者の尊厳を守る、自立支援」
2)グループワーク(トピック)
・テーマ1 自己紹介と「自分が接遇・マナーについて感じた事」
・テーマ2 私は明日から〇〇を大切にします。
3)グループワークの結果の発表
今回、グループワークで各受講者が設定した
「明日から私は〇〇を大切にします」では以下ような決意がありました。
・明日から「ありがとう」という言葉を大事にします。
・明日から相互理解を大事にします。
・明日からグループの安全グループの信頼を大事にします。
・明日から自分自身をもう少し大事にします。
・明日から非言語的コミュニケーションを大事にします。
・明日から傾聴・笑顔・ありがとうを大事にします。
・明日から「その時その時間」を大事にします。
・明日から信頼関係構築を大事にします。
・明日から利用者さんの尊厳と自分の身体を大事にします。
・明日から感謝の心を大事にします。
また、研修終了後に提出されたアンケートでは
以下のような感想が寄せられました。
♠施設長
介護における接遇マナーとは、人それぞれその場所変化するものなので、
教えられるものではなく自分で答えを出さないといけないので
難しいことだなと感じた。
♠リーダー
利用者様・入居者様との信頼が関係を築くことは
とても大切ではあるが、その前にスタッフ同士の信頼関係を
作っておかないとケアができないことの大事さを確認できた。
♠介護職
介護において接遇マナーは信頼関係を築くうえでとても大切であると感じた。
♠看護師
どんなに忙しいときであっても、利用者様一人ひとりの気持ちを一番に考えて
考えていかなければならないと改めて感じた。
♠運転手
今回のセミナーでグループホーム・デイサービス等様々なところにおいて、
色々な問題や苦労があることを知ることができた。
送迎時の運転や利用者接遇に活かしていきたいと思った。
♠厨房
普段は厨房での配膳などのため、今回のセミナーにおいて介護事業について
知ることができた。他事業所の方とのグループワークを通して皆さんの仕事に
対する熱意を感じた。
♠事務職
グループワークより介護スタッフの真摯な取り組みに感銘を受けた。
参加された職員の皆様、お疲れさまでした!
今後も現場からの要望を参考にして様々な形で工夫を凝らして
スキルアップ研修を行っていきます!
次のブログでは、講師を務めてくださいました田端先生と、
今回の研修を企画・運営してくださった介護事業部大塚部長と
臼井統括マネージャーからのコメントを紹介します。